iPhoneって何でもできますよね。インターネットだけでなくゲームや動画、カメラや地図など日常生活でiPhoneを使う機会は多いと思います。
そんなiPhoneが充電切れで突然使えなくなったら困りますよね。充電切れじゃなくてもバッテリー残量が少ないと不安になってイライラしませんか?
今回はそんな不安におちいらないようにiPhoneのバッテリーを長持ちさせる30の方法をご紹介します。
この方法で少しでもiPhoneのバッテリーを長持ちさせて、日常生活を快適に過ごせるようにしましょう。
この記事を読んでいただければ以下のことがわかります。
- iPhoneのバッテリーを長持ちさせる30の方法
- iPhoneのバッテリーの寿命の確認の仕方
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる30の方法|誰でもできる設定と使い方

iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法は大きく分けて以下の2つに分類されます。
- 設定を変える
- 使い方に気をつける
バッテリーを長持ちさせる方法は全部で30個あるので、「設定」と「使い方」に分けてご紹介します。
設定を変える
iPhoneは様々な設定をすることができます。使わない設定をOFFにしたり、省電力モードにしたりすることでバッテリーを長持ちさせられます。
設定を変えてバッテリーを長持ちさせる方法は以下の20個です。
- 低電力モードにする
- 自動ロックを設定する
- SiriをOFFにする
- Appのバックグラウンド更新をOFFにする
- メールのデータの取得方法でプッシュをOFFにする
- 各アプリの「正確な位置情報」をOFFにする
- 位置情報の「利用頻度の高い場所」をOFFにする
- サウンド認識をOFFにする
- 使わない通知をOFFにする
- スクリーンタイムをOFFにする
- バイブレーションをOFFにする
- 背面タップをOFFにする
- Safariで「ポップアップブロック」をONにする
- 手前に傾けてスリープ解除をOFFにする
- ミュージックの「モーション」をOFFにする
- モーションとフィットネスをOFFにする
- AirDropを使わない時はOFFにする
- HandoffをOFFにする
- BluetoothをOFFにする
- バッテリー充電の最適化をONにする
低電力モードにする
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる1番効果的な方法は「低電力モード」にすることです。省電力モードにすることでダウンロードやメール受信などのバックグラウンドでの動作を抑え、バッテリーの消費を抑えられます。
[設定]→[バッテリー]→[低電力モード]を有効にします
自動ロックを設定する
iPhoneの自動ロック機能は最短で30秒、最長で5分に設定することができます。何もしていないのにつけっぱなしはバッテリーの無駄なので、自動ロックを短めに設定しておきましょう。
[設定]→[画面表示と明るさ]→[自動ロック]→時間を設定します
SiriをOFFにする
SiriをONにしていると裏でSiriがいつでも動けるように準備しているのでバッテリーを消費してしまいます。普段からSiriを使わない人は設定からOFFにしましょう。
[設定]→[Siriと検索]→[Hey Siriを聞き取る]と[Siriからの提案]をOFFにします
Appのバックグラウンド更新をOFFにする
「Appのバックグラウンド更新」がONになっているとアプリを開かなくてもアプリの更新があった際に自動で更新してくれますが、裏でデータ通信をしているのでバッテリーを消費してしまっています。
普段使わないアプリはOFFにしておきバッテリーを消費しないようにしておきましょう。
[設定]→[一般]→「Appのバックグラウンド更新]→使わないアプリをOFFにします
メールの「データの取得方法」でプッシュをOFFにする
iPhoneはメールの新規データをサーバーから自動受信しています。この設定をOFFにすることでデータ受信がされなくなりバッテリーの消費を抑えることができます。
[設定]→[メール]→[アカウント]→[データの取得方法]→[プッシュ]をOFFにします
各アプリの「正確な位置情報」をOFFにする
「正確な位置情報」がONになっているとiPhoneが常に位置情報を検索し続けてしまうのでバッテリーが常に消費されてしまいます。地図アプリなど正確な場所を知りたいアプリはONのままでいいですが、正確な位置情報が必要じゃないアプリはこの設定をOFFにしておきましょう。
[設定]→[プライバシー]→[位置情報サービス]→アプリを選びます→[正確な位置情報]をOFFにします
位置情報の「利用頻度の高い場所」をOFFにする
「利用頻度の高い場所」がONになっているとiPhoneは常に今どこにいるかを記録し続けてしまうのでバッテリーを消費し続けてしまいます。24時間位置情報を記録し続けてしまうので、自分の行動範囲を記録しなくていいという方はOFFにしましょう。
[設定]→[プライバシー]→[位置情報サービス]→[システムサービス]→[利用頻度の高い場所]をOFFにします
サウンド認識をOFFにする
iPhoneは聴覚サポートの機能で「サウンド認識」という機能があります。サイレンなどの特定の音をiPhoneが認識すると教えてくれる機能です。この機能も常に音を拾えるようにしているためバッテリーを消費してしまいます。必要ないという方はOFFにしておきましょう。
[設定]→[アクセシビリティ]→[サウンド認識]をOFFにする
使わない通知をOFFにする
通知がONになっているとその度通知が来てバッテリーを使ってしまうので、通知が必要ないアプリはOFFにしておきましょう。
[設定]→[通知]→通知の必要ないアプリを選び「通知を許可」をOFFにします
スクリーンタイムをOFFにする
スクリーンタイムは自分がどれくらいアプリを使っているのかを常に記録しています。その分常に裏で動いているのでバッテリーを消費してしまいます。
確認する必要がないのならOFFにしてバッテリーを節電しましょう。
[一般]→[スクリーンタイム]→[スクリーンタイムをオフにする]を押します
バイブレーションをOFFにする
バイブレーションは振動する時に、電力を消費してモーターを動かし振動しています。バイブレーションをOFFにしておけばモーターを振動させる電力が必要ないのでバッテリーの消費を抑えられます。
[一般]→[サウンドと触覚]→[バイブレーション]の「着信スイッチ選択時」と「サイレントスイッチ選択時」をOFFにします
背面タップをOFFにする
背面タップはよく誤作動することがあります。iPhoneを置いたときに反応してしまったり、誰かに渡したときに反応してしまったりなど誤作動してしまい、その際に無駄にバッテリーを消費してしまいます。
そこまで使ってないという方はOFFにしておいた方がバッテリーを長持ちさせられます。
[一般]→[アクセシビリティ]→[タッチ]→[背面タップ]をOFFにします
Safariで「ポップアップブロック」をONにする
「ポップアップブロック」をONにすることでSafariで広告をブロックすることができ、バッテリーの使用もデータ容量の使用も抑えられます。
基本的にONになっていますが、OFFになっている方はONにしておきましょう。
[一般]→[Safari]→[ポップアップブロック]をONにします
手前に傾けてスリープ解除をOFFにする
傾けるだけでiPhoneのスリープを解除できる機能はとても便利ですが、常にジャイロセンサーが角度を探している状態なのでバッテリーを消費してしまいます。また、少し傾けただけで起動してしまうのでその分もバッテリーを消費してしまいます。
使わなくてもいいという方はOFFにしておきましょう。
[設定]→[画面表示と明るさ]→[手前に傾けてスリープ解除]をOFFにします
ミュージックの「モーション」をOFFにする
モーションがONになっていると音楽を流した際にカバーアートが自動的に再生されて動くことがあります。ただ音楽が聴ければ問題ないという方はOFFにしておきましょう。
[設定]→[ミュージック]→[モーション]をOFFにします
モーションとフィットネスをOFFにする
iPhoneは「モーションとフィットネス」によりヘルスケアアプリなどの歩数などを測っています。もし歩数などのデータが不要であればOFFにすることでバッテリーの消費を抑えられます。
[設定]→[プライバシー]→[モーションとフィットネス]→[フィットネストラッキング」をOFFにします
HandoffをOFFにする
Handoffとは1つのデバイスでしている作業を同じiCloudアカウントを使用している他のデバイスですぐに開くことができる機能です。ONにしていると他のデバイスを探してバッテリーを消費してしまうので、機能を使わないのならOFFにしておきましょう。
[設定]→[一般]→[AirPlayとHandoff]→[Handoff]をOFFにします
AirDropを使わない時はOFFにする
AirDropは近くの人とすぐにデータを共有できるようにするために常に周辺を検索し続けています。使わない時はOFFにしておき、使う際にONにしたほうがバッテリーの消費を抑えられます。
[設定]→[一般]→[AirDrop]で「受信しない」を選びます
BluetoothをOFFにする
BluetoothがONになってるとBluetoothを繋げられる機器を探してしまうので、バッテリーを消費し続けてしまいます。使わない時はこまめにOFFにしておきましょう。
[設定]→[Bluetooth]をOFFにします
バッテリー充電の最適化をONにする
iPhoneは優秀でバッテリーの劣化を軽減するためにiPhoneが学習して充電を最適化してくれます。もしこれがOFFになっている人はONにしてください。
[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態]→[バッテリー充電の最適化]をONにします
使い方に気をつける
iPhoneは使い方を変えるだけでバッテリーを長持ちさせられます。今回ご紹介する方法を参考に普段から意識してやってみてください。
使い方を気をつけることでバッテリーを長持ちさせられる方法は以下の10個です。
- ウィジェットを使わない
- 暑いところ、寒いところで使わない
- 充電中に使わない
- スピーカーではなくイヤホンを使う
- Wi-Fiをなるべく使う
- 電波がないところでは機内モードにする
- よく使うアプリはバックグラウンドに置いたままにする
- Apple純正の充電器を使う
- 置いておく時は画面を下向きにする
- iOSを常に最新にしておく
ウィジェットを使わない
画像を表示しているだけのウィジェットなら問題ありませんが、時計や時間で写真が移り変わったり、天気や温度など常に表示が変わったりするものを設定していると、その分バッテリーを消費してしまいます。
バッテリーを長持ちさせたかったらできるだけウィジェットは使わないようにしましょう。
暑いところ、寒いところで使わない
iPhoneは周囲の温度が0度〜35度の場所で使うようにしましょう。極端に暑いところや寒いところで使うとバッテリーに負担がかかり消耗が早くなったり、バッテリーの持ちが悪くなったりします。
充電中に使わない
充電中はiPhoneを使わないようにしましょう。充電しながら使用するとバッテリーに負担がかかってしまい消耗が早くなってしまいます。
iPhoneは使うときは使って、充電する時は充電してください。
スピーカーではなくイヤホンを使う
iPhoneで電話や音楽を聴く際はスピーカーではなくイヤホンを使うようにしましょう。スピーカーを使うと、スピーカーを動かすのにも電力を使うのでバッテリーを消費してしまいます。
Wi-Fiをなるべく使う
Wi-Fiが使える場所ではWi-Fiを使うようにしましょう。普通に電波を拾うよりWi-Fiの方がバッテリーの減りを抑えられます。ですが、Wi-Fiがない場所では無駄に探してしまい電力を消費してしまうので、OFFにしてバッテリーの消費を抑えましょう。
電波がないところでは機内モードにする
電波を探すのにもバッテリーを消費してしまいます。地下だったり山奥のような電波が入りにくかったりするようところは機内モードにして電波を探さないようにしましょう。
電波を探すのをやめることでバッテリーの消費を抑えられます。
よく使うアプリはバックグラウンドに置いたままにする
アプリを起動させる時バッテリーを消費しています。なのでよく使うアプリはバックグラウンドに残しておくようにしましょう。バックグラウンドに残っていると起動するときに少ないバッテリーで起動できます。
Apple純正の充電器を使う
iPhoneにはApple製品を使うのが間違いありません。Apple製品じゃなくても充電はできますが、充電しすぎなどでバッテリーに負担がかかってしまうことがあります。ですが、Apple純正の充電器はiPhone用に作られているのでバッテリーへの負担も少なく、最適な充電をしてくれます。
置いておく時は画面を下向きにする
iPhoneにはフェイスダウン検知という、下向きにおいたりすることでバッテリーの消費を抑える機能がついています。使っていない時は画面を下向きにおいたり、手帳型のケースでセンサーを覆ったりしてバッテリーの消費を抑えましょう。
iOSを常に最新にしておく
iOSが古いと不具合などによってバッテリーを消費しすぎてしまうことがあります。iOSを最新のものにすることでその不具合が改善されたり、単純にバッテリーの消費を抑えてくれたりするアップデートもあります。
iOSはこまめに確認して最新にアップデートしておきましょう。
iPhoneのバッテリーの寿命の確認

ここまでiPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法をご紹介してきましたが、そもそもiPhoneのバッテリーに寿命がきてる場合は100%に充電しても長持ちしません。まずはバッテリーの状態を確認しましょう。
[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態]→[最大容量]のパーセントを確認します。

最大容量が80%以下だとバッテリーは長持ちせず、交換の目安と言われています。確認して80%以下だったらバッテリーの交換、もしくはiPhoneを新しくしてもいいかもしれません。
実際私が5月まで使っていたiPhone7はバッテリーの最大容量が80%で、半日使ったらバッテリー残量が20%以下になってしまっていました。
まとめ
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法をまとめると以下になります。
- 【設定を変える】
- 低電力モードにする
- 自動ロックを設定する
- SiriをOFFにする
- Appのバックグラウンド更新をOFFにする
- メールのデータの取得方法でプッシュをOFFにする
- 各アプリの「正確な位置情報」をOFFにする
- 位置情報の「利用頻度の高い場所」をOFFにする
- サウンド認識をOFFにする
- 使わない通知をOFFにする
- スクリーンタイムをOFFにする
- バイブレーションをOFFにする
- 背面タップをOFFにする
- Safariで「ポップアップブロック」をONにする
- 手前に傾けてスリープ解除をOFFにする
- ミュージックの「モーション」をOFFにする
- モーションとフィットネスをOFFにする
- AirDropを使わない時はOFFにする
- HandoffをOFFにする
- BluetoothをOFFにする
- バッテリー充電の最適化をONにする
- 【使い方に気をつける】
- ウィジェットを使わない
- 暑いところ、寒いところで使わない
- 充電中に使わない
- スピーカーではなくイヤホンを使う
- Wi-Fiをなるべく使う
- 電波がないところでは機内モードにする
- よく使うアプリはバックグラウンドに置いたままにする
- Apple純正の充電器を使う
- 置いておく時は画面を下向きにする
- iOSを常に最新にしておく
全てをやる必要はありません。「この機能いらないかな」っていう設定や「そーいえばこうしなきゃ」という気づいた時にやる使い方でバッテリーを長持ちさせられます。
意識して使ってみることでiPhoneを少しでも長く使い、快適なiPhone生活を過ごせるようにしてみましょう。
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